ぴょん吉がえる

投稿日: カテゴリー: 感情的なもの欄

ぴょん吉がえるってその

ぴょん吉を着ているその少年の

何にあたると思う?

「え」っと旦那がききかえした

 

だからさ

例えばドラエモンのポケットが胎内回帰願望だとしたらさ

心理学的にいってなんだと思う?

「え」

また旦那がききかえした

「よくわからない」とにやける

私はCDをつける

そうして

タームをおいて

なかなか答えない旦那にもう一度ききかえした

そうしないと時間差作戦で私があきらめてききかえさないと思って

いるからだ

旦那はけっこうこの作戦をつかう

忍法じらし作戦だ

私はなかなか答えない旦那にいらいらして

この人愚鈍なんじゃないかとか時々思うのだが

実はめちゃくちゃ考えていたり的を得たことをいうので

あんまりこの表現はよくないと思う

でもあんまり答えない人とか

答えることをしない人とか

すぐに回答をしない人とかを

回転おそい=愚鈍と思ってしまってイライラしてしまうときがある

でも旦那とつきあってわかるのだが

回答が遅いからといって考えてないんではないし

むしろ答えている人よりかんがえているから

答えがいいにくいようだ

 

まあそんなわけでたっぷりまって旦那の話をきいた

 

でもまだ答えないので

おもいきって

こういってみた

ほら笑点とかおおぎりって絶対答えなきゃいけないじゃない

しりとりと同じだよ

自分の番が回ってきただけだよ

でも

まだにやけて答えないので

おもいきってわたしから

きりだした

私はさ

ぴょんきちを

自分の二重人格のうちのひとりだと思っているよ

なぜなら自分ができないことをぴょんきちがやってくれるみたいなね

その次に

旦那に問いただすとこういう答えがきた

旦那はこうだそうだ

「ぴょん吉がいると特別性をもつ気がする、特別感みたいな」

ということをいった

のび太にとってのどらえもんというところか

 

でもぴょんきちってすごいよね

だってTシャツにかえるいれてしゃべらせるんだからさ

考えつきそうだけどコロンブスの卵だよね

だってだれもそれまでには考えもしなかったんだから

今でこそ考えつくけどさ

 

その日私は高校の同級会があった

仕事は終わったのだがまだ終わらないからと

いかなかった

旦那がマックで

「やよいちゃん自分に自信がないんだね」

うんとわたし

わかるでしょ

「わかるよ」

と旦那

前はこうでなかったんだけどなと私

「自信があったころがあるってことだよ」それは

と旦那

おれなんかないよ

 

と旦那

 

ふううんと私

 

そっかっと私がつぶやく

 

温泉に入ってうちにつくと

また

ぴょんきちがえるのはなしになった

「ぴょん吉がえるってさ

二重人格つまり

いちばん近くにいる人が

それにあたるんでしょう」

「だったらおれはやよいちゃんのど根性ガエルだ!」

 

 

私はその旦那にしては強くいったものいいになんだかやけに感動してしまった

 

感動しながら次のことをいった

その答えは二つの考察があるよね

①二面性の一人格がぴょん吉でおれがそれにあたる

ということ

あとは文学的にいうならさ

②文字通り 俺が弥生ちゃんのかわりにド根性の部分を受け持つ

ど根性ガエルになるよ

だねと私がいった

 

たぶん旦那は②をいったときほけっという顔をして

そのあと

「おれいいこといった

おれいいこといった」

といってにやけてベッドに寝ながら寝がえりをいったりきたりうれしそうに回転していたから

たぶん②でいったんでないと判明した

 

まあいい

 

でも

自信ないと

マックでほざいた私は

 

なんだか うれしくなって少し感動してしまった

高校の同級会は逃したが

今度の中学校の同級会には

参加しよう

 

そう自信のない私がうなづいた

私のぴょんきちがえるはもう眠りについていた

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