わたし岐路ってんだよね

投稿日: カテゴリー: キャスとのおキャンメモリ

キャスはけっこう新しい友達である

比較的

大人になってからできた友達であるが

集団行動が大の苦手なところとか

性格がうちのだんなっぽいところなんか

私と気があうから

好きなんである

キャスは愛称で本当は立派な日本人で

まあ日本でいえば西の出身であるが

いまは関東にすんでいる

 

そうして  ときどき

私に会いにきてくれる

思い出のマーニーみたいなともだち

だからこの曲がよくあう

 

キャスは元気だろうか

 

そう思って手紙をだしてみた

メールと電話でやりとりしているうちに

 

「やっちゃん、わたし 岐路ってるの」

 

「じゃきなよ」

 

ということでキャスの秋田への旅がきまった。

岐路って

岐路をつかうとき

岐路っているって使うだろうか

キャスの言葉の使い方や、単語の取り上げ方は

独特で時々うらやましくなるときがあるが

今回は

「やっちゃん 岐路ってるの わたし」ときた

 

つまり 行き詰っている と かんじたので

 

秋田への旅 つまりわたしのところへ遊びに来てくれることになったのだ

 

プリシラ・アーンの思い出のマーニーの歌は

孤独の少女のことをうたっているように思う

わたしもキャスも

昔は孤独の孤独の少女だった

だから

 

だから

キャスの気持ちはなんだかよくわかる

 

私は昔、孤独の少女だった子の気持ちがわかる

 

だから大人になってできた友達は

 

おさないころ孤独を体験した子供時代がある人だらけである

さみしさをさびしさを抱えて生きているからよくわかる

 

そういうひとたちは大概 自分の世界を持っている

ときどき

 

その世界を交換っこしあいたいときがある

共有しあいたいとき

 

そんなとき

彼女は私に会いにきてくれるし

 

わたしも彼女に会いたくなる

今日はその旅を

その旅を思い出しながら

書いてみようと思う

 

今回の旅はえびふらいからはじまった

 

えびふらいはこどものころ

母親の大得意の料理で

今回母に大量のえびふらいを頼んだ

 

おとっときの発注である

誰しもはずせないここ一番のときは王道やスタンダードに

行くと思うが今回の発注はまさしくそれでしかも

おにぎり付き

母のおにぎりの塩加減は絶妙である

母のでっかいえびふらいはどえりゃーすごい名古屋人もびっくりのうまさである

 

それらを携えて私は仙台で腹をすかしている二人のつばめたちに運んだ

だんなとキャサリンである

 

キャスは東京から仙台まできてくれるというので

私が仙台に迎えにいって

秋田に連れてくるという手筈をとった

喰う喰うわ、はけるわはけるわ

二匹のつばめたちの食欲はあっという間の完食を早々に迎えてしまった

そのあと

あっという間に私たちは旦那の狭い仙台の居住地で眠りについた

翌朝

グランテラスのホテル朝食を三人で食べることにした

ビュッフェ形式で

これもわらわらわらわら食べたことの、心に残るよしなしごとは

たまごだった

炭のなんかをつかっているということでロゴやデザインが

なんだかおいしいような気に私をさせたのである

総じて満足な食事内容で

他の二人も穏やかな顔で、がっついていたので

あんまりものをいわない二人だから

口元の笑みで満足か不満足かをはかるしかない

わたしみたいにいちいち感想をのべてくれたら

受け手は楽なのに ぶつぶつ

 

関係ないがサンテグジュペリの言葉に

そのものに船をつくらせたいなら船の作り方を教えるのでなく

海をみせなさい。本当にその人を育てたいのなら

 

とあるが

 

私はなんで自分がえびふらいをもっていったのかなと思った

サンテグジュペリでないが

二人に私をしってもらいたかった

私を育てた海(母さん)をみてもらいたかったのかもしれない

海が作った魔法(えびふらい)を 秋田から仙台に運んでも

食べさせたかったのかもしれない

 

私はうまく二人に海をみせることができたであろうか

物言わぬこの二人に海を(私のルーツを)

 

仙台グランテラスで旦那をおろし

そのまま私たちは秋田へむかった

それも

岩手の一関側から帰った

栗駒の山越えをして

秋田に入った

途中、栗駒山荘に寄った

天空のきれいなきれいな緑の燃えさかる

草いきれと硫黄と天空のまだ山肌に雪がのこる冷やっとした

かんじがたまらなくいとおしい

生きているというかんじというのは

リアルに体験しなおかつその体験が自分にとって特別で

生きているからできることでなおかつ自分への明日への未来への

活力になるものが含まれている

栗駒山荘はサービスはB級だが、自然美はハイクラスである

あんな緑をきりとれる温泉はほかにはない

どこをとっても絵になるのだ

美しい温泉

でもそれはサービスが際立ってないから

余計 その温泉そのものが 美しく見えた

決してほめていないから これをよんだかたは

あんまりうれしくないかもしれない

でも

 

わたしの文章とおんなじで高レベルや評価なんて受けられやしないんだから

わりきって感想文を地道にコツコツコツコツやろうと決心して覚悟すりゃあいいのに

まだ自分を過大評価して作家になれると勘違いしているのと同じだ

だから

LCCとおんなじでサービスなんて村の人間にできるわけないんだから大手の航空会社みたいに

真似せずにサービスを徹底的に省き 温泉を一番にもっていけばいいのにな そう

かんじてしまった

その分 値段に還元するとか 客室を 眺望 整えるとか

 

いろいろあるだろう

大事なのは 覚悟  だ

 

やるかやらないか

 

仕事も趣味も生活も簡単なことはない

自分のおもいどおりになることなんてあれば

一ついけばいいほうだ

 

いままでおもいどうりになっていたとするなら

周囲が許していただけ。周囲が寛容だっただけ

裸の自分は作家は憧れと思っていたけど

まだ服をきていた

 

素肌の自分は ただの評価が欲しいだけで得られないから

憧れといってオブラートに包んで自分を過大評価している

ほんとのほんとは自分の過大評価よりも

欲しいのは他人からの評価

 

旅でいろんなことを考える

愛車のスカイ君を走らせながら疾風を浴び

いろんな汚れてしまったものが

疾風で洗われればいいなとかんじた

そういって一歩も二歩も自分の本性を自分でつかみたい

大変なのは人を裁くよりも自分をさばいて三枚におろすこと

何にもできやしない 欲まみれの自分にきづくこと

 

そんな人の本や文章を誰が手にとろうか

いやとるまい

 

欲深い自分がいるなら認めればいいのである

私は評価がほしいのである

それなら評価を受けられるようやるまでである

評価をうけるうけるためにやる

 

非常にシンプルだ それでいいのだと思う

大事なのは認めて覚悟して そこに向いてやること

 

疾風を受けながらそんなことを考えながら

山下りして羽後町にいく

目的は

美味しいお蕎麦だ

羽後町はお蕎麦天国な村

なんのへんてつもない

冷やがけがやたらうまいのである

奇をてらってない

 

民家のばあちゃんたち主婦たちが

ほーらよって庭のほえど(腹をすかした連中)にやっている

かんじが非常に自然で うまいのだ

 

本当にうまい

 

これ食べたら他では食えなくなる

庭のほえどで十分に思えてくる

 

「わたしら ほんと 庭の ほえどだぢ」

 

冷やがけやもりぞばのうまいことうまいこと

天かすをもらうと

もう天ぷらくっている感覚になる

 

帰りに道の駅 端ぬいの里に寄った

おめあてはジェラート そいつを ひゃっこいうまいといいながら

 

キャスに有無をいわさずたべさせ

 

公園へ向かい草に寝ころぶ アルカディア公園

ああ 私のモデルコースを私のふるさとを

こうやって自分の大好きなともだちに

みせるのはなんていう

自慢大会ではないか

こういう評価なら満点っていわれるのはわかっている

人の評価うけなくても満点なのはわかっている

だって私の選んだコースなのだ

いいにきまっているでないか

そうやって

文章のほうも自信もっていえたらいいのにな

いかんいかんまずは感想文感想文

多くを望んだらバチがあたる

まずは足元をかためなきゃな

公園に寝ころび

羽後のジェラート(うごじぇら)を

食べ上げると

 

まちにまってました

メインイベント

私のともだちに会いにいこうツアーのはじまり

二人の人にあった

二人の美しい私の友達をみせた

 

キャスに

 

キャスあんたもさ

 

その美しい二人のともだちたちに負けず劣らず

美しいよ

 

その立ち居

そのふるまい

その言動

その清いまなざし

私への鋭い指摘

 

その三人が私のそばにいてくれて本当によかった

 

ピンチのときも

チャンスのときも変わらず私のそばにいてくれた

私も

その人たちにとってそうでありたいものである

 

バラを大事に思うのはひまつぶしをそこで多くしたからだ

というようなことを

サンテグジュペリはいっている

 

私のひまつぶしに つきあってくれたその三人に感謝である

 

私の美しい自慢の友達をキャスに自慢できてよかったよかった

 

早々に眠りにつき

次の日

早朝4時半に起きて二人で地元の神社めぐりをする

英語で神社はシュラインっていうけど

 

しゅらん しゅらいん しゅわらん しぇらいん

しゃんしゃん しゅらいん

 

鈴の音を鳴らすと そんなそんな 音 が自分にふってくるようだった

 

鈴の音からとったのかな しゅらいん って

朝なのに

 

星々が流れまくった流星群みたいに 音が 朝から

ふってきて

気持ちのいい朝を迎えることができた

 

神社に行くと心が洗われた気になるとよくいうが

むかし病気をしていたころ 神社に 連れていってもらったことがあった

かえってあんまり いいおもいもしなかった

ああそうか そう思う心根が病んでいるんだな そう思ったことがある

 

いこうという気になる自分のこころのもちようが それが 神社でこころがあらわれる

そのものなんであるんだな

 

だから神社は人を選ぶのである

きっと

 

朝焼けがすごくすごくきれいでたまらない

 

一番上の写真はキャスがとって送ってくれた

 

私のすんでいるまちである きれいだな それしかでてこないや

なんというか 滋味深い きれいさだな こざっぱりしていて 簡素で

そんな街に生まれてよかった

 

ああ よかったと そう シュライン に感謝した

 

私のまわりみんなが 幸せであるように

いつからか

 

私は自分のことを拝むのを辞めた

なぜなら自分はもう幸せであるから

十分なのだ

私のともだちはこういう

弥生ちゃんのブロック

ブランド志向がはずれたんだね

そうでなければいけないブランド志向

学歴や

職業

持っているブランド

そんなこと まるで関係ないし

意味ないことがわかったから

 

本当に大事なことがわかったから

ブロックが外れたんだね

 

そう教え諭してくれた人がいる

ありがたい話である

つまりのところ

そういうわけで

 

私は幸せだから十分なんである

がんばってがんばってーーーっていって手をふって

走っている人にタオルをわたしたいくらい応援したい気持ち満点である

ブロックさん 外れてくれて ありがとう

 

私は シュライン に みんなを頼むと いえるようなった

自分が自慢でたまらない

 

前までは自分よりできる人をやっかんでいたのにさ

 

 

そういうのってねたみ、そねみ、嫉妬っていって

そういうあんたがぶすだからのレベルだから

幸せなんてなれるはずない

第一自分にかえってくるものね

 

ぶすってこころが そうさせるんだ

そうすると 美人も 心がつくるんだね

 

キャスが一泊して二日目に都会(東京)に戻る朝

そんなことを感じていた

今日は朝焼けをみたし朝から縁起がいい

ルーシーダットンをして

戸波鉱泉へむかう

やたら効く温泉 何に?

いろんなことに

こころ 腰痛  愛情 疲労 未来

じんわりとほっこりと

 

昨日お茶の先生のとこへいって

キャスにお茶の飲み方を教わった

心を低く低くもっと低く落ち着かせ

深いところでお茶を飲む

 

深いところでその淹れた方をみることができる

お茶を飲むということは

その淹れてくれたかたの 心意気を いただくということ

そのひとをよく見るということ お茶のなかに

そうキャスに教えてもらった

 

あのときかんじたこと一生忘れなれない

 

不思議な不思議な愛情と気づき 言葉に言い表せない気持ちの中で

お茶をいれることができたとお茶の先生から後にメールをいただいたが

 

わたしとキャスの方こそ 言葉にいい表せない感覚の中で

 

先生の時間と慈しみのお茶を飲み干した そのお茶の中に先生がいた

 

人は一人では気付ない

人がいるから感動するし 新たな 新しい 自分を見出し感動できる

キャス

 

あんたとの旅 最高だよ

 

最高だね

 

 

キャスがわたしのともだちんち リターンして 聞きたいこときいているうち

 

わたしは あけみやさんで 超うまい いかちじみを ゲットし

カーリタースで うんまい アスパラとたまごのキッシュを ゲットし

 

これから帰るキャスに つばさの中で食っていってほしいと

 

ちじみとキッシュをわたした そうして 駅におろして

手をぱちんと

手をぱちんと

手をぱちんと

たたきあった

お互いの今を健闘しあい

これからがんばるのだと気合をいれなおした

そうして わたしたちは きびすを かえして

 

それぞれの 自分の 持ち場に それぞれの きびしい

自分の持ち場に還っていく

 

旅は 旅は ターニング ポイント

踵を かえす ばしょ

プールでターンをし 壁をける場所

 

 

岐路ってるキャスにうまくバトンをわたせただろうか

 

 

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